去る6月12日（月）、ロンドンのギルドホール音楽院にて、「ジェイミーのコンサート」の学術調査研究の結果が発表されました。
同音楽院からの研究助成によって実現したこの学術調査は、ピアニストで「ジェイミーのコンサート」発案者／主宰者の小川典子と、同音楽院のミリアム・ジェームス博士（Dr Mirjam James）が協力して行ったものです。
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「ジェイミーのコンサート」の学術調査研究・結果発表会開催のお知らせ（2017年6月12日 英・ギルドホール音楽院）
ジェイミーのコンサートは、自閉症・自閉症スペクトラム・発達障がいの子どもをお持ちのご家族を対象に開かれている音楽会です。
ジェイミーのコンサート主宰者とギルドホール音楽院学術研究は、共同で研究を始めました。小川典子と共に研究に協力しているのは、ミリアム・ジェームス博士です。
各ジェイミーのコンサート（日本とイギリス、２０１５年より）でアンケート調査を取り、データを集計。また、延べ２００通以上集まった中からインタビューに答えて下さった数名の有志によるコメント結果を分析。
ジェイミーのコンサートがめざすもの。そこから聞こえてくること・見えてくること、をご紹介します。研究の結果、ジェイミーのコンサートの場で対象者が感じる「特別なこと」が浮き上がってきました。何がジェイミーのコンサートを特別な存在に位置付けるのか。小川典子の新しい考えかたから始まったジェイミーのコンサート、初の学術研究に挑んだ二人から、明るい展望を見据える結果発表です。
日時： 2017年6月12日（月） 午後6時
会場： ギルドホール音楽院（イギリス、ロンドン）
発表者： 小川典子、ミリアム・ジェームス博士 (Dr Mirjam James)
Monday 12 June at 6:00pm
Lecture Recital Room, Guildhall School of Music & Drama
Jamie’s Concerts: working with families living with autism
http://www.gsmd.ac.uk/acting/view_all_events/event_single_view/?tx_julleevents_pi1%5BshowUid%5D=5078
ジェイミーのコンサート 2016年～2017年 開催予定（日本・イギリス）
2016年もジェイミーのコンサートは日本とイギリスで開催予定です。
イギリスでは各地での開催が既に決まっていますが、日本でも初めて川崎を飛び出し兵庫県尼崎市で開催いたします。
2016年 ジェイミーのコンサート 開催予定
5/16 イギリス／ウェールズ（カーディフ）
5/29 イギリス／スコットランド
5/31 日本／尼崎 「ジェイミーのコンサート in 尼崎」
（武庫川キリスト教会）
6/2 日本／川崎 「第14回 ジェイミーのコンサート」
（ミューザ川崎・市民交流室）
9/29 イギリス／ウォキング
10/7 イギリス／パーボルド
11/20 イギリス／コルチェスター
2017年 ジェイミーのコンサート 開催予定
4/6 日本／川崎 「第15回 ジェイミーのコンサート」
（ミューザ川崎・市民交流室）
「ジェイミーのコンサート」英国版
次回の「ジェイミーのコンサート」英国版の開催日時が決定いたしました。
ウェールズ音楽祭にて 9/29（火） 午前10:30開演
「ジェイミーのコンサート」の最新情報は最近開設されましたフェイスブックにてもお届けしております。あわせてご覧ください。
【動画】英国自閉症協会作成の動画
英国自閉症協会 (NAS = The National Autistic Society) のFacebookに同協会作成による「ジェイミーのコンサート」の紹介動画がアップされました。
https://www.facebook.com/NationalAutisticSociety/videos/vb.28389691598/10152635774196599/
この動画は去る4月9日、ロンドンにて開催された小川のリサイタル（英国自閉症協会 文化大使就任記念）に際して撮影されたものです。
開演直前までビデオ撮影が続いた。
同リサイタルでは前半の終わり、ラヴェルの「クープランの墓」の演奏後、小川によるスピーチが行われました。
スピーチの英文全文は当サイトの英語ページに掲載しております。
英国自閉症協会 文化大使就任記念
小川典子 ピアノ・リサイタル
（イートン・スクエア・コンサート・シリーズ）
2015年4月9日（木） 19:30開演
セント・ピーターズ教会（ロンドン、イートン・スクエア）
【曲目】
ラヴェル： 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル： クープランの墓
ラフマニノフ： ヴォカリーズ
ラフマニノフ： 絵画的練習曲集「音の絵」 op.39 より 第1, 第5, 第6, 第9曲
ショパン： アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
（アンコール）
エルガー： 愛の挨拶
